メキシコ移民の独り言
 メキシコの田舎には、日本で姿を消した昔懐かしい生活と自然があります
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欠食児童の思い出
 今の日本、駄菓子という言葉はまだ生きてんでしょうか。 行きつけの八百屋に置いてある駄菓子の一部です。 メキシコでも、ご多分に漏れず、大手のメーカーのスナック菓子が町に溢れ、子供達のメタボ化に拍車を掛けてますけど、嬉しいことに、こういう手の素朴な駄菓子もまだまだ生き延びてます。 日本では30年前に姿を消した、って言おうと思って愕然としました、いやいや50年前ですよ。 粟オコシなんかは見ただけで味を思い出しますけど、この唇が染まりそうな原色のセンベイ、なんかこんなのあったって気がするんですけど、どうしても名前が思い出せません。 薄い塩味だったような気がして食べてみたんですけど、強烈な色に反して、なんの味もしません。 でも、思い出したんです。 戦後の主食さえ満足になかった時代に、お釜に張り付いた噴きこぼれをそーっと剥がして、おいしいおいしいって食べたのを。 あのころのことを思うと、今のメキシコなんて天国みたいです。 赤茶色のてるてる坊主みたいなのはタマリンドウの飴です。 飴とは言っても甘くなくチリでピリ辛です。
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変わらぬ食
 今回のメキシコ行きではソナ・ロサにホテルをとりました。 外資系のモダンな高層ホテルが増える中、メキシコらしさを残したホテルで気に入っていたんです。 3年前に行ったときも満足して帰ってきたんですが、今回行って仰天してしまいました。 某国(アジア)の団体さんであふれかえってるんです。 レストランで離れたテーブルの仲間と大声で話し合うなど、眉をひそめる前に笑ってしまいました。 食事もメキシコ風のものもありましたけど、ファーストフード系で楽しむというより、そそくさと腹をふくらませる雰囲気なんです。 町も変わってました。 ソナ・ロサと言えば、東京で言えば銀座。 一角にレストランの並んでる通りがあって遊歩道にテーブルを並べて、マリアッチがテーブルを回るところがあったんで行ってみました。 以前のような店構えはあったんですけど、並んでるテーブルが小さく、みんなコーヒーショップかバーに変わってました。 どっかり構えて食事を楽しむと言う雰囲気じゃなくなっちゃったみたいです。 そういえばスターバックスやファーストフードレストランが目だちメキシコらしさが減ったように感じました。 だからって訳でもないんですけど、昔荘園だったレストランに行きました。 お店と言うより館にはいると、いきなり食卓に着くんじゃなくて、中庭の周りの回廊でバンド演奏を聴きながら食前酒とお喋りを楽しみ、テーブルに移ると、めいめいがオーダーした料理を前菜、メイン、デザートと全員に同時にサービスするんですけど、それぞれ違う複数のメニューをどうやって揃えるんでしょうか。 客の方も、自分が遅れて他の人を待たせるようだと、ナイフとフォークを置いて切り上げる心配りを見せ、全員で食事を楽しみます。 ま、堅苦しいと言えば堅苦しいんですけど、お茶を飲むにも作法があるのに通じてる気がします。 いろんなことがせちがらくなるのはメキシコでもスピードの差はあれ同じじゃないかって思いますけど、出来るだけゆっくりして貰いたいもんです。 あ、料理はチレ・レジェーノと言って、辛くないピーマンのようなチリにメルティーチーズと挽肉を詰めたセットです。 ごく普通の料理ですけど、かけてあるソースに差があるように感じました。 お値段ほどの差があるかどうかは微妙なところに思いますけど。
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ハンセーイ
 反省だけなら猿でもする、って言葉がはやったことがありますよね。 あのころは私もまだ日本で生活してました。 何を反省したのかって? いえ、実は昨日ゴルフ仲間の誕生日によばれたんです。 ま、ゴルフをやるくらいの人の家庭ですから、メキシコじゃハイソサイェティーに属する人たちです。 一口にメキシコのハイソサイェティーと言ってもこれがまた、世界長者番付でここ数年、ビル・ゲイツ抜いてる人から、悪銭を身につけちゃった成り上がりの人まで、その幅は限りなく広いんでしょうけど、ここ十年ぐらい、退職後の私が生活の基盤を置く層の人達からすると、雲の上の人達です。 私がメキシコに来た頃の上司は、メキシコで商売するならハイソサイェティーを相手にしなきゃいけないって、いろいろ指導して下さいました。 その一つが食事のマナーです。 食べるときにクチャクチャ、ズーズー音をさせないなんてのは日本でも同じことですけど、会食をするときに全員に料理が揃うまでは手をつけないってのが、意外と日本の人には意識されてません。 ま、メキシコだって、ファミレスみたいなところじゃそうでもないんですけど、一流で名の売れてるところでは、サービスする側がそう出来るように準備します。 出来ないときは待たされる客がどうぞ先に始めて下さいって言ってくれるまで待ちます。 宴会式の会食に慣れた日本の人達は自分が楽しむのが主眼で、みんなと一緒に楽しむって意識が薄いんでしょうね、我先にはじめる人が多いんです。 ま、そのへんまでは私も気をつけてるつもりなんですけど、今日はいつもくだらない馬鹿話をしてる仲間だっていう気安さと、退職してからと言うもの外食と言えば、屋台のタコス屋みたいなところが多く、洋食のマナー的なことにはスッカリ気を許してました。 メインの食事の前に前菜のようにチーズケーキみたいなものとクラッカーが何人かに一皿みたいな形でデーブルに置かれました。 各自が切り取るようにナイフとフォークもまとめて置かれたんですけど、フォークがたりませんでした。 フォークを頂けますかって言えば良かったんですけど、ま、良いかって、ナイフで大きめに切り取った固まりを自分の皿に移して、薄く切ってクラッカーに載せていただきました。 そこまではまだ良かったんですけど、クラッカーがなくなったあと、ナイフで直に口へ運んでしまいました。 すると、隣の男が場の雰囲気を測りながら、私にみんなの視線が集まらないタイミングを測って、ナイフを口に運んじゃいけないってそっと取り上げてしまいました。 普段は卑猥な話をしたりしてる仲ですから、良いじゃないか、日本じゃ箸で何でも食べるんだって言ったんですけど、駄目って言った彼の目つきにどきっとしました。 慣れたからって言っても、守らなきゃいけないものはあるんだなって、ハンセーイしました。 あ、忘れてました。 写真の料理は奥方手作りのチリに肉料理を詰めたもので、いろいろ説明はありましたけど、絶妙なお味だったとだけ報告します。 いつもこれで逃げちゃうんです。
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復活祭
 永い永い、なんて言うと叱られますけど、復活祭もこの週末で終わりです。 不信心ものが解説なんかしちゃ、罰が当たるでしょうけど、どうも復活祭ってのは血なまぐさくってなじめません。 クリスマスの方はほのぼのとしてて、いいんですけどねぇ。 ですからってのは言訳ですけど、今日はなんの日だ明日は何の日だって教えて貰ってもちっとも覚えません。 でも今日の金曜日だけは肉を食べちゃいけない日だってんで覚えてます。 と言うわけで今日は、エビのカクテルをいただきました。 エビなんて言うと子供の頃からなかなか食べさせて貰えない高いお魚だってイメージがこびりついてんですけど、石油の出るメキシコ湾にはうじゃうじゃいて庶民でも手の届く魚なんです。 わたしの住んでるところは東西どっちの海からも4,500キロ離れtる山の中でも食あたりすることもなく、この時期は普通に食べてます。 もともと辛いチリの刻んだのが入ってんですけど、更に後ろに並んだチリソースを入れるんで食あたりのしようがないのかもしれません。 で、食後はカピトラーダって、シロップでビチョビチョになったパンに、ナッツやらレーズンやら総天然色の仁丹みたいなのやらこれ以上はないってカラフルで甘いもので飾ったものをいただきました。 どうしてこの日にこれをってのは来年の復活祭までに訊いておきます。 待てない方は検索してみてください。
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カルニータス
 今日はわたしの住んでるところが管轄の役場に行ってきました。 州都の下にある単位の町なんですけど、サン・フランシスコと言います。 あれ?メキシコにもサンフランシスコがあるのかって? いえ、話は逆なんです。 アメリカのサンフランシスコは昔はメキシコ領だったんです。 聖フランシスコの名を取ったんですけど、この辺りではサン・フランシスコなんて呼ぶ人は居ません。 ってのは、メキシコでは人の名前には大抵愛称があってホセはぺぺ、ヘススはチューイとかって呼ぶんです。 で、サン・フランシスコはサン・パンチョって呼びます。 勿論郵便物とかに書く時は、San Franciscoって書きますけどね。 そのサンパンチョは、なんにもないとこなんですけど、何故か肉料理屋が多くあって、この地方ではちょっとは知られてるんです。 普段あまり行かないとこでもあるんで、折角だからって、食べてきました。 なんの肉か、どの部位か、調理の仕方とかでバルバコアだの、ビリアだのカルニータスだのとかがあって、私は未だに覚えきれないんですけど、今日は豚肉を油で炒めたカルニータスにしました。 保温とジューシーさを保つための円筒形のガラスの回転扉を開けてこれって言うと細かく刻んでくれます。 これをアツアツのトルティージャに載せてライムとソースをかけて包んで食べます。 ソースは右の写真なんですけど、スプーンの入ってる赤いのは見たとおりのチリソースですけど、トマト、タマネギ、チリ、香草を細かく刻んだピコ・デ・ガジョってのは鶏のくちばしって意味なんですけど鶏の餌みたいで面白い命名です。 これが、肉の脂っこさを中和してくれて良いコンビネーションなんです。 一番左にあるのはチリの酢漬けで少し甘みもありますけど、私はちびりちびりと囓りましたけどセサルはがぶり、がぶりと二口か三口で食べてしまってました。
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4ドルのコース料理
 スープ、前菜に始まってメーンディッシュがあり、デザートで終わるいわゆるコース料理はちょっと気取ったレストランのものかと思ってたんですけど、大衆的なタコス屋さんみたいなのもあるのを知りました。 平日、メキシコの昼食時、3時頃に行ったんですけど、がたごとと据わりの悪いプラスティックのテーブルと椅子は家族連れを中心にほぼ満席でした。 メニューを見ると、前菜も、メーンも殆ど全部メキシコ料理で、私は御覧のフィデオ・スープとモレ・ポブラーノにしました。 フィデオは素麺のようなものがほどよい辛さの鳥スープに入っていて、おきまりのライムを絞り込んでいただきます。 モレ・ポブラーノはナンカ見たいって言われそうに見てくれ悪いんですけど、修道院の尼さん達の発明と言われるチョコレートソースの料理です。 食器はプラスティック、ナイフもフォークもステンレスと全く庶民的だけあって、お値段はたったの4ドル。 ちゃんとアイスケーキで閉められました。
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うまいもん
 こんなもんがうまいんかって哀れまれちゃいそうですけど、大好きなんですよ、これ。  トトポと言って、主食のトルティージャってトウモロコシ粉で出来た餃子の皮みたいなものを四つ切りにして焼いて、チリパウダーとライムで味付けしただけなんですけど、これがあとを引くんですよ。 ビールを飲みながらテレビを見ながら食べてるとお腹いっぱいになっちゃいます。 スライスドポテトのフライも好きですけど、油が強いんで沢山は食べられません。 それにしても、メキシコじゃ何でもかんでもライムとチリで味付けしちゃうんですね。
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グリンガ
 グリンガというカクテルがあります。 縁に塩を塗ったジョッキにクラマートというハマグリ味の付いたトマトジュースを1,2分目入れ、ライムを半個絞り込みます、そこへウースターソース、マギーソースを一振り、タバスコソースを1,2滴、チリバウだーと胡椒を一振り、スティックでよく攪拌してあとは好みのビールを入れればできあがりです。 カクテルとは言ってもベースはビールですから、ごくごくと飲みます。 グリンガってのはアメリカ女のことなんですけど、若干蔑称でもあります。 ついでに言うと、かつての宗主国、スペイン人のことはガチュピンって呼び、ま、時代により、言葉に込められた思いは変遷してんだと思います。 アメリカとの戦争に負けて領土の半分近くをとられた当時はほぼ百パーセント憎しみがこもってたんじゃないでしょうか。 グリンガはグリンゴの女性形ですから、アメリカ女とでも訳すんでしょうか。 で、メキシコの女性がアメリカ女性に抱く感情ってのは、そう単純じゃないと思いますけど先進国だからってただただあこがれるって言うのとは違うように思います。 たとえば、御化粧ですけど、一般に厚化粧で、信号待ちの車の中でまつげを整えたり、アイシャドウ塗ったりなんて風景はよく見かけます。 アメリカのニュースを見てて、内戦の現場に女性キャスターを派遣して周りは男ばかりの中でインタビューしたりしてるのは男女同権に名を借りたメディアの商業主義だと思いますけど、メキシコではそこまでの履き違いはないように感じます。  
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グローバル化
 私が初めてメキシコに来た頃は、メキシコで造れるものは許可無く輸入しちゃいけないって法律があって、日本食材店はモグリ営業で花屋のレジの脇を通り過ぎて奥に入ると商品が並んでるっていう風でした。 今は晴れて看板も出して営業してますけど、大きな都市だけです。 ところが最近は普通のスーパーでもちらほらと日本食材が見られるようになりました。 このマルちゃん・ラーメンはかなり以前からあって、「マルちゃん」がラーメンの代名詞で通用するぐらいになってます。 もっともラーメンは私が学生の頃は中華そばといって日本食の認知を受けてるかどうかは微妙なところでしたけど。 知ってる日本食を言ってご覧って言うと、スシとマルちゃんが出てきます。 でも、日本食だっていいながら、同封の薬味はすっかりメキシコ味になっててピリ辛です。 もう一つ国籍不明な例を挙げますと、右のご飯です。 OTTOGIって韓国ブランドでここのラーメンが好きなんですけど、白いご飯もあるんです。 韓国にも御飯はあるでしょうから不思議はないんですけど、「スシ用」ってなってんです。 スシって言えば、握りを知ってる人は殆ど居なくて大抵は海苔巻きです。 うちの近くのスーパーではメキシコ人のおばさんが客の目の前で巻いてますけど、なかなかの手つきです。
お知らせ あのシマちゃんがブログを再開しました。 
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夜食
 夜9時頃戻ってきたC君が買ってきてくれました。 チャスカです。 茹でたトウモロコシにマヨネーズ、レモン汁、チリパウダーで味付けしたのを、大きめの茶托のような容器に入れて粉チーズで覆ってあります。 メキシコに来た当初、屋台でトウモロコシを売ってるのを見て、お、メキシコでも粉にしたのだけじゃなく丸かじりするんだって懐かしかったのを思いだします。 でも、トンモロコシって醤油を塗りながらかりかりに焼くものと思ってたのに殆どが茹でてあるのに幻滅しました。 おまけに、マヨネーズをべたべたに塗りつけ、レモン汁、チリパウダーをかけるに至っては、何かトウモロコシをひどく冒涜されたような気分になったもんです。 でも、慣れるとなかなかおいしくって好物の一つになってしましました。 メキシコでは夜食は食べないか、このチャスカみたいな簡単なものですませる人が多いんです。 昼食が遅いって古い習慣の名残のようです。 
 話がそれますけど、テレビでちらちらとメキシコ人の造ったスポーツカーが出てきて、何か批判めいたことを言ってるらしかったんですけど、よく分かりませんでした。 その車自体はメキシコの若者にスポーツカーを描いてご覧っていうと描くような陳腐なものなんですけど(右の写真)、それをBBCのおふざけ番組がからかったんですね。 ま日本でも、おなじBBCの番組が、ヒロシマ、ナガサキの二重被爆者を世界一運の悪い人ってからかったって抗議しましたけど、メキシコからもメキシコ人をバカにしたって大使が抗議したらしいんです。 でも、たまたま日本語のネットニュースがこの話題を取り上げてたんで番組の内容が分かったんですけど、吹き出してしまいました。 ま、長くなりますけど、ここに転記しますんでお暇な方は読んでみてください。 記事・ A氏「なんでメキシコの車なんか欲しがるんだ。車には国民性が反映される。メキシコの車だったら、ノロくて無能で太りすぎで、壁に寄りかかって眠そうにしながら真ん中に穴の開いた毛布をかぶってサボテンでも眺めているんだろう」とこきおろした。 その前にコメントしたB氏も、車の名前が思い出せないが、「トルティーヤ」とでも呼べばいいだろうと冗談を飛ばしている。 さらにA氏が「目を覚まして自分がメキシコ人だと思い出したらどんな気持ちがするだろう」と問いかけると、D氏「また寝直して1日中寝ていればいいんだから、結構なことだ」と応じた。C氏「メキシコ大使館から苦情を言われることはないだろう、なぜなら大使はテレビの前でいびきをかいているだろうから」、とも言い放った。
 ま、抗議したのは事実でしょうけど、私が思うには、たいていの人は一緒になって笑ったって思うんです。 それがメキシコの人じゃないかって思います。
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