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メキシコ移民の独り言
 メキシコの田舎には、日本で姿を消した昔懐かしい生活と自然があります
漢字
   最近気になって仕方がないんですけど、日本のネットニュースはどこも、日本で使われない漢字を、いちいち○へんに●とかってカッコ付きで解説するんですね。 ま、要人とか犯罪者(同列に扱ってるわけじゃありません)の名前ぐらいならいいんですけど、紙面にあふれる地震関連の記事の地名じゃ、注釈だらけで読めたもんじゃありません。 これって何なんでしょう。 アルファベット記述の言葉は、何のためらいもなくカタカナ表記にして、おかげで私なんか、メキシコ人に日本語を訊かれたりした時、カタカナ英語しか出てこないなんてことがよくあります。 どうせちゃんと表記したって、発音は違うんですから、欧米語と同じでカタカナ表記した方がいいと思うんですけど。 たまたまツクリやヘンだけだったら知ってるから書くんですかねぇ。 ツクリやヘンといえば、マヤ文字は漢字と同じ構成になってて、山カンムリ、蛇ヘンにジャガーとかってなってんですよね。 まだ解読さえてないものの方が多いそうですけど、彼らの祖先はアジアから渡ってきたってのと関係があるんでしょうか。 写真はヤシチラン遺跡で撮ったものです。
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銀山王の夢の跡・旅の思い出
 今、旅行中ですので、去年の記事です。すみません。
 チワワ鉄道に乗ってグランドキャニオンの4倍有るという「銅峡谷」を見に行く観光客は多いと思いますが、その谷底にあるバトピラスまで足を伸ばす人は少ないんじゃないでしょうか。 それもその筈、標高差2千メートルを駆け下る道は文字通りつづら折れ、地図では100キロも離れてないのに5,6時間かかるんです。 で、その谷底に何があるかっていうと、銀山王の夢の跡があるんです。 あのつづら折れの道を、磁器のバスタブからグランドピアノまでロバの背に積んで運びこんだって言うからすごいもんです。 その館跡から見上げる、周りの山肌が一つまた一つってピンクに染まりながら夜が明けていく様は、それはそれは贅沢な眺めです。 小さな川が流れてるそこは、ほんわりと暖かく、先住民たちが今でも、降るような星空の下、河原の岩陰で眠ったりしてます。 詳しくはここをクリックしてください。
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【2007/10/26 12:33】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
旅の思い出・武家屋敷
 お断り:旅行中ですので、去年の記事をアップしてます、すみません。
メキシコで木造の建築物にお目にかかることは滅多にないんですが、この門構え、まるで日本の武家屋敷の門みたいでしょ? 森と湖の州ミチョアカンの首都モレリアの近くのパツクアロ湖は死者の日の行事で有名で、日本の観光客も多く訪れますが、そこから1時間ほどのアボガドの町ウルアパン、さらに1時間のギター作りの町バラチョとなると、観光客の足はぐっと遠のくようです。 この辺り、何タラ言うカソリックの宣教師が原住民の手に職をつけようと、豊富な木材を活用して家具とかギター作りを指導したそうです。 ブランド志向の強い日本じゃ、メキシコのギターは珍重がられないようですが、それでも、40万円ぐらいのギターがここで作られてるんです。 そこで、中の下ぐらいのを買って出発した私たちは、運悪く車のトラブルに見舞われ、チェランという、田舎町に一泊する羽目に会いました。 このトラブルは語れば長くなる経緯があるんですが、ここでは省略して、翌日この街を外れようとするところで、この門を見かけたんです。 まるで、キリシタン到来時代の島原かどっかに有りそう教会みたいでした。 
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【2007/10/08 11:23】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
旅の思い出・チキータバナナ
 ジープにワン公を積んでチアパス州を旅したときの一こまです。 有名なパレンケの遺跡からスミデロ峡谷に向かう途中に、コロナビールのコマーシャルでおなじみのアグア・アスールという滝があり、その近くの川でミソルハといいます。 この辺りの川はみんなこんな色をしています。 観光客はみんなアグア・アスールに行って、ここは人っ子一人居ませんでしたが、小さな男の子がチキータバナナを売ってました。 値段を聞いたら、町で買えば数本分の値段だったんですけど、そんなに食べきれないからって断りました。 後で、食べ切れなきゃ捨てればよかったんだ、買ってあげればよかったって後悔しました。
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ウァステカ峡谷・旅の思い出
 モンテレイはメキシコ第三の都会で、私の「ジープで行く知られざるメヒコの旅」の候補地としてはふさわしくないんですけど、ネットで検索してたら、何度か行ったことのあるこの街のすぐ裏手に、思いがけないロッククライマーのメッカがあることを知りました。 大都会のすぐ近くだから、行楽客でごったかえしてんだろうと思ったら、これがまた閑散としていて大満足でした。 どうやら、モンテレイに来る観光客はカブリートの丸焼きを食べて満足して帰って行くようです。 詳しくはここをクリックしてください。
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マヤのミステリー:旅の思い出
 今のメキシカンタイムをご存じの方には信じられないでしょうけど、彼らの祖先は、太陽、月、金星の動きから、なんと紀元前3,113年から暦を持ち、グレーゴリー歴より遙かに前から閏年で端数を調整していたそうです。 「時」は他の世界では道具ですが、マヤの人々には信仰の対象で、記念碑なんかも、「何年に何があった」ではなく「今年は何年」ってだけのが多いそうです。 日本でも戦時中「紀元二千六百年」(建国から)って記念碑があちこちにあったのと一脈通じるとこがあると思います。 そのマヤの地で私は不可解な経験をしました。 チェチェンイッツァのピラミッドの一つに赤いジャガーを内部にまつったのがありますが、トンネル状の階段を上って見に行って出てくると腕時計が真っ白になっていたんです。 一緒に行った家族に、ほらマヤの神々が「時」を消してしまったっていうと、水蒸気で曇っただけだよって大いに馬鹿にされました。 翌朝もとに戻った時計が、コバーの崩れかかったピラミッドを登ると、また真っ白になりました。 前日のは、湿気の多いトンネルの中に入りましたから、水蒸気で曇ったかも知れませんが、翌日はからりと晴れた外気の中のことです。 子供たちの顔つきも少し変わり、ピラミッドパワーかってつぶやきました。 もっとおかしな話があるんです。 長くなりますが聞いて下さい。 3年前にジープを駆ってボナムパック遺跡に行きました。 実は二度目だったんですが、一度目の時は陸路で行くのは大変だと言われて小型機をチャーターして行ったんです。 で、今回は整備された陸路が出来ていたんで近くにあるヤシチラン遺跡にも足を伸ばしました。 戻ってきてボナムパックのホームページを作っていて、出来の良くない写真があったんで、前回撮ったのを使おうってアルバムを開いたら、エエッて頭の中が混乱しました。 前回は断念したはずのヤシチランの写真がそこにあるんです。 飛行機で行ったんですから、寄ったとすると3度離着陸してないといけない筈なのに、どう考えても往きと帰りの2度しか記憶がないんです。 4人で行ったんですが、一人は他界し、もう一人は行方が分からなくなり確認しようがありません。 唯一の証人は息子なんですが、離着陸は2度だったって言います。 写真は鳥豹四世の首なし像です。 首が戻ってきたら世界が終わるって言い伝えられてきたそうですが、その首が脇に無造作に転がっていました。 ヤシチランの詳細はこちら
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ザ・サイレンス・ゾーン:旅の思い出
 スペイン語ではラ・ソナ・デル・シレンシオっていうんですけど、ここでは日本語より英語に訳した方がミステリアスな感じが出ますよね。 ここはチワワ、コアウィラ、ドゥランゴの三つの州にまたがったところにあります。 何も知らずに行くと、メキシコによくある荒れ地にすぎないんですが、ここに降り注いだ隕石の雨が、隕石三大事件として世界中の宇宙科学者の注目を集めたんです。 ってのは、その隕石が太陽系の外から来たものだからなんです。 で、いろいろ調査が行われると、無線が使えなくなることがあるとか、ミステリアスなことが分かってきたんです。 ま、詳しくは私のホームページ(ここをクリック)を見ていただくとして、私はその隕石を見てみたい一念に駆られて来たって訳です。 驚いたのは隕石の落ちた一帯は立ち入り禁止にもなんにもなって無くって、油で磨いたような小石がバラバラと散らかってるんです。 一つ二ついただいてきたかどうかはご想像にお任せします。
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【2006/11/25 12:15】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
ピンクの鷺・旅の思い出



昨日の白鷺達が木にとまってるのを見て、ピンクの鷺の住む島を思い出しました。 チャカウア湖沼公園といってアカプルコから60キロほど東のところに、浜名湖のように外海の海水が出たり入ったりする大きな湖があって、そこにはアラスカやカナダから渡って来る鳥など150種類の鳥が棲んでるんだそうです。 その湖にはいくつもの小さい島があって白鷺とピンクの鷺が棲んでいます。 写真の説明です。 左上:夕日の見える宿の窓の下を海水が干満にしたがって川のように流れます。 右上:ピンクの鷺の住む島。 左下:海に来て魚を食べない手は無い。 右下:人影の無い外海に面した浜辺を眺めながら居眠りをする。 詳しくはこちら

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【2006/09/23 11:22】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
旅の思い出、オルガン山
 私の街から、北へ1時間ちょっとのところに、サカテカスという銀鉱で栄えたコロニアル風の町があって、ここへは日本の観光客も、ちょっと日程にゆとりがあれば、立ち寄る人がいます。 そっからさらに北西に3,4時間行くとこのオルガン山に着きます。 オルガンってのは、カソリックの国ですから、勿論パイプオルガンのことで、岩の柱が林立するその形から来てます。 ここをご紹介するのは、妙義山をもっとゴツゴツにした、その容姿もさることながら、多くの西部劇のロケ地になっているという、知られざる事実からです。 もっとも、最近はインディアンを悪者にした映画は御法度なんて、つまらないご時世になったもんで、かなり年輩の方でないと、ご存じないかも知れません。 いくつか列挙しますと、ジョンウェイン、カークダグラスの「戦う幌馬車」、グレンフォードの「野望の爪」、アンソニー・クインの「ナバロンとサンセバスチャンの大砲」等々です。
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【2006/09/05 12:05】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
旅の思い出、クワレンタ・カサス


 ここをご紹介する理由は二つあります。 ひとつは、メキシコのよく知られた遺跡の殆どは神殿とか、宗教的な建造物なんですが、ここは珍しく民家の跡なんです。 二つめは、その集落が断崖絶壁の途中にあることです。 上の写真を拡大していただけると、赤い矢印が見えますが、そこにあるのが下の写真の家なんです。 アメリカと国境を接するチワワとソノラの州境の辺りにあるんでが、なんでこんなあぶなっかしいところにあるかってのは、外敵の襲撃を避けるためなんだそうです。 そりゃまぁ、外敵には襲われないでしょうけど、日々の生活がねぇ、、、。 この家を見るには百メートルぐらいの谷を下って登らなければいけません。 ちなみに、クワレンタ・カサスってのは40軒の家という意味で、見つかったときはそうだったんですが、その後もっと見つかったそうです。
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【2006/08/28 10:59】 | 旅の思い出 | TRACKBACK(0) | COMMENT(1) |